山崎 泰広(やまざきやすひろ)

1960年
昭和35年、東京に生まれる。77年より米国の高校に留学
1979年
・2月、転落事故により脊髄損傷、下半身麻痺・車椅子使用者となる。
・ボストンの脊髄損傷者センターでリハビリ後高校に復学
1985年
ボストンカレッジ経営学部卒業。帰国後食品会社に勤務
1990年
帰国した当時の日本の福祉機器を変えようと、高性能な車椅子や褥療予防クッション、コミュニケーション機器等、障害者の自立を支援する優れた機器を世界中から集めて提供する(株)アクセスインターナショナルを設立。セミナーを中心とした教育活動により、モジュラー型車いすや高性能の車いす、褥療予防クッション等の普及に努める。その製品と活動は多くの日本企業に影響を与え、日本の車いすや支援機器が変わる転機となった。
1992年
バルセロナ・パラリンピック水泳日本代表。3種目に出場。100m平泳ぎで6位入賞
1993年
東京都教育委員会・東京都体育施設運営審議会(93.8~2000.3)
1994年
東京都教育委員会・武蔵野の森総合スポーツ施設建築計画策定審議委員として、(現)味の素スタジアムのバリアフリー化に関わる
1995年
・日本初の身障者のためスポーツ情報誌「アクティブジャパン」創刊。初代編集長(~97年) 同誌は当時知られていなかった障害者スポーツを障害者と健常者に紹介し、障害者スポーツの認知度を向上と普及に大きく寄与した。
・アトランタパラリンピック取材。テレビ朝日ニュースステーション特集「もうひとつのアトランタ」取材、制作に協力。パラリンピックとレガシーをテーマにした同番組は多くの人に障害者スポーツとパラリンピックを伝えた初の番組となる。
1997年
横浜市パラリンピック開催概要計画策定部会委員
1998年
日本アムウェイ本社建設のユニバーサルデザイン化を担当(~99年)
当ビルのユニバーサルデザイン化により各階の男女用トイレ便房はすべてユニバーサルデザイン化。すべての人に優してトイレを整備した初のオフィスビルとも言われている。
1999年
・日本身体障害者社会人協会設立 会長就任(働く障害者の団体)
2000年
・スキューバダイビングで車椅子使用者としては日本初となるダイブマスターに認定される
・岩手県盛岡市 盛岡駅周辺地区道路交通環境改善基本計画策定懇話会 委員(~2001年)
・静岡県ユニバーサルデザイン専門委員として小笠山総合運動公園スタジアム・エコパのバリアフリー化を担当(~2002年)
2003年
・東京都地域スポーツの振興検討分科会 委員(~2007年)
2004年
・2000.4~2014.3 東京都 スポーツ振興審議会 委員
・1993年~2014年まで21年間に渡って東京都のスポーツ関連委員を務めた。
2005年
・(財)2007年ユニバーサル技能五輪国際大会日本組織委員会ユニバーサル監修専門プロデューサー (静岡県開催) (~2008年)
・佐賀県ユニバーサルデザイン化推進委員会 特別委員(2005.7~2006.3)
2006年
・2006.5~2016.3 佐賀ユニバーサルデザイン推進会議 アドバイザー
・佐賀県で日本初の身障者用駐車スペース利用制度「パーキングパーミット」を企画・提案し制度がスタート。2018年2月現在全国34府県2市に広がっている。
・佐賀ユニバーサルデザイン推進会議 アドバイザー(2006.5~)
2007年
内閣府・社会還元加速プロジェクト「高齢者・有病者・障害者への先進的な在宅医療・介護の実現」 タスクフォース・メンバー(~2013年)
2013年
・順天堂大学 医学部 整形外科学講座 非常勤講師に就任(車椅子、シーティング専攻)
・「シーティングで自立支援と介護軽減を実現する議員連盟」設立に協力。アドバイザー。
・佐賀県在宅生活サポートセンター建築企画委員会委員(~2014)
・東京・WACCA池袋・商業施設設計のユニバーサルデザインを対応(2014年完成) (~14年)
2013年
「シーティングで自立支援と介護威厳を実現する議員連盟」の設立に参加。(アドバイザー) 会長は野田聖子衆議院議員
2015年
・日本バリアフリー観光推進機構の顧問に就任 (全国のバリアフリーツアーセンターを統括)
・2020年パラリンピック東京大会成功ワーキングチーム・エクスパートチーム・メンバー
・5月20日、内閣府で開催されたユニバーサル社会を創造する次官勉強会で「東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けて真のユニバーサルな大会を実現するために」講演
・唐津城天守閣展示改修実施設計業務委託プロポーザル選定定員会 委員(~現在)
2016年
・3月、(株)アクセスコンサルティングを設立。それまで個人または(株)アクセスインターナショナルとして提供してきたコンサルティング事業を軸にした会社。
・一般財団法人 日本車椅子シーティング財団設立に協力。理事 (国際担当) (~現在)
・内閣官房 ユニバーサルデザイン2020関係府省連絡会議街づくり分科会 構成員
・観光庁ユニバーサルツーリズムの普及・促進に関する検討会 委員
・中野区ユニバーサルデザイン推進審議会 委員 (~2017)
・2016年4月より関東身体障がい者水泳連盟会長 就任
2017年
・内閣官房・ユニバーサルデザイン2020評価会議 構成員 (~現在)
・日本リハビリテーションスポーツ学会 相談役就任
・一般社団法人 脳損傷者ケアリングコミュニティ学会 理事就任
2018年
・観光庁ユニバーサルツーリズム促進検討委員会 委員(~2018)
・観光庁ユニバーサルツーリズム促進検討委員会 旅行業分科会 観光地分科会 構成員
・5月、(株)アクセスプランニングを設立。(株)アクセスコンサルティングで提供していたコンサルティング事業と(株)アクセスインターナショナルで培ったシーティングを中心とする支援機器による自立支援が2本の柱。
・日本パラリンピアンズ協会(PAJ)の依頼を受けてNTC(ナショナルトレーニングセンター)周辺アクセシビリティ調査設計及び調査。組織委員会、警視庁に提案 (2018/8~10)
・第6期中野区住宅政策審議会 委員 (有識者) (~2020.8)
・「在宅医療カレッジ ~地域共生社会を支える他職種の学び21講」出版 (2018/12/17)
「2015年4月の開始からの2年間、珠玉の21講座のエッセンス」この中に山崎泰広のシーティング講座も掲載。佐々木淳先生との対談から日本では遅れている障害者や高齢者の支援機器活用の有用性について話している。
2019年
・東京、福島、大阪、広島でシーティングセミナーを開催
・国際医療福祉大学大学院、東洋大学ライフデザイン学部、広島大学保健学科で講義
・読売新聞朝刊「スポーツの力④ちがいを超えて 練習 移動 自由に」に山崎泰広へのインタビュー記事『「介助前提」からの脱却』が掲載(2019.8.28)
2020年
・1月に埼玉、2月に千葉でシーティングセミナーを開催、1月に東洋大ライフデザイン学部で講義を提供したが、その後コロナの影響でセミナー/講演会の開催が困難に
・国土交通省 鉄道局の依頼で新幹線車椅子用車両のレイアウト及びシート配置の実証実験に参加 (2020/1)
車椅子使用者が使用できる新幹線のシート数が少ない問題を解決するため、より多くの車椅子が乗車できる車両のレイアウトとシート配置についてコンサルティングを提供
・内閣官房とトヨタ自動車東日本(株)の依頼でトヨタ東富士総合センターと東富士工場に行き、ジャパンクシー(UDタクシー)への車椅子使用者の移乗についてコンサルティングを提供 (2020/2)
(ジャパンタクシーのスロープ問題は改善に向かっているが、車椅子からの移乗については困難な人が多いため担当者に問題を解説し試作品についてもコンサルティングを提供)
2021年
・東洋大ライフデザイン学部にオンライン講義
・一般社団法人 64年語学奉仕団のレガシーを伝える会の依頼でライブ及びオンライン講演
・日本身体障がい者水泳連盟の依頼で新東京事務所バリアフリー化についてコンサルティングを提供 (2021/3/9,29)

著作

運命じゃない!シーティングで変わる  障害児の運命

藤原書店刊 2008年

unmei

愛と友情のボストン 車いすから起こす新しい風

藤原書店刊 2008年

IUB2008

共著

「これからの医療と介護のカタチ~超高齢社会を明るい未来にする10の提言~」

日本医療企画刊 2016年

「在宅医療 多職種連携ハンドブック 」

悠翔会編集 2016年

「在宅褥癒対応マニュアル改訂第2版」

日本医事新報社刊

「治りにくい褥癒へのアプローチ、予防・治療・ケアのさまざまな試み」

照林社刊