中野区ユニバーサルデザイン推進計画改訂答申を酒井区長に手交
6年前に中野区ユニバーサルデザイン推進審議会委員として山崎泰広が策定に協力した中野区初のユニバーサルデザイン推進計画の改定のために中野区から依頼を受け、2022年12月8日から審議に参加した中野区ユニバーサルデザイン推進審議会。6回の審議会に加え、会長と副会長の山崎は毎回区の担当者とzoomで事前会議。答申完成まで中野区にかなりの貢献をしました。その結果、満足のいく中野区ユニバーサルデザイン推進計画改定の答申が完成。答申のたたき台について議論した際は委員からの意見が少なかったので、すべての議題に山崎が発言。発言し過ぎかと反省しましたが区の担当者にはとても喜ばれました。静岡県で日本初のユニバーサルデザイン室を作ったり、専門委員として活動してから二十数年。いくつもの自治体や省庁を手伝ってきた経験が生きたと自負しています。
6月29日、中野区役所の区長室で「中野区ユニバーサルデザイン推進計画の改訂に盛り込むべき事項(答申)」を会長と共に山崎が中野区酒井直人区長に手交しました。手交後、酒井区長との歓談の時間をいただき、徳田会長、中野区の担当者と共に答申の内容や審議会について説明したり、質問にお答えしたりしました。
6年前にユニバーサルデザイン推進計画を策定した時とは、ユニバーサルデザインもまちづくりの考え方も新しくなり、心のバリアフリーや障害の社会モデルといった大切な考え方も答申に盛り込みました。UD推進計画を確実に実現するためにオリパラのUD2020評価会議のように監視して実現のアドバイスをする仕組みが必要だと提案。酒井区長にもご賛同いただきました。中野区では新庁舎を建設中ですが、既存のユニバーサルデザインではなく将来を見据えた最新のユニバーサルデザインの考え方を盛り込むことも提案しました。駅のバリアフリー計画も進行中の中野区、美味しいお店や興味深い店も多いので、誰でも訪れることができ、誰にでも使いやすいまちづくりを進めていくために今後も協力を続けます。